January 11, 2012
politik / colplay
今回担当する特集のため、連日取材に出歩いている。
今までの特集のなかで、今回の取材がいちばん楽しいかも。
テーマは「ニューオープンのアートエリア」。
アートといっても、上海ではとても商業的なものばかりなので、作品自体はそんなに心躍るようなものはないだろうなと思っていたんだけれど、郊外の人気のない倉庫群をリノベートした建物がとてもいい。
元は紡績工場の倉庫だったり、縫製工場だったり、100年の歴史あるホテルだったりする場所なので、建物の質感とか雰囲気、風格がすばらしいのだ。
高い天井、柱だけが何本も建っていて何もない空間、ぽつんと置かれたパイプ椅子とか。
べつに創作活動をしたいとかではないけど、ただただここにいて、いつまでもムービーを撮ったりしていたいなあという欲求がふつふつと湧いてくる。
しかもニューオープンと言えば聞こえはいいけど、まだ試運転的営業状態なので、人気がないのもまたいい。
ゾンビ映画とかの、もうひと通り人間は喰らい尽くされて生き残った人々は隠れて暮らしている…みたいな雰囲気。きっと彼らはいまのわたしたちよりずっとずっと生存能力が高く、わたしがすこしでもおかしな動きをすれば躊躇いもなく襲ってくるだろう。とか考えながら歩く。
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それはさておき、映画部初の集まりを企画してみた。
自分の独断と偏見でふるいにかけた人々なので、厳選されて密度の濃い集まりになるかな~、ウンチク披露したい欲の強い人だったらどうしよう~と期待もそこそこに臨んだけれど、結果は後者。
自分の嫌いな映画を「いいですよね?」と言われてウンと答えるやつはいない。あんたがどれだけいいと思っても、人を説得することなんてできないんだよ。
いくら古い映画だからって、この映画を観てこう思った、と宣伝でさんざん使われてた文句を並べ立てられても、クリエイティブな意見じゃないことくらいわかるよ。
というわけで、次はないかなー。
なんだか、そうか、映画好きな人を無理に集めようとすることは何か不自然かもしれない、縁があれば「類は友を呼ぶ」みたいに集まるのかも、と思った。